解除と継続

5/14(木)18:00からの総理の会見によって、全国39の都市に出されていた緊急事態宣言が解除された。

継続される8都道府県においても、5/31を待たずに緊急事態宣言が解除される可能性があるとのことも示唆された。

 

また不謹慎な話かもしれないけれど、こんなもんでいいの?という気持ちも正直ある。というのも、このコロナの日々が私にとっては比較的心地の良いもので(とはいえ多少メンタルがやられた時期もあった)、せっかく慣れてペースが掴めてきたこの感覚ともうお別れするのはなんだかもったいなく思ってしまっているからだ。

 

特に私を安定させたのは、休日の過ごし方の変化である。私は約束を断るのが苦手なのと、楽しそうな場には顔を出したくなってしまう性分なので、以前は日々予定がつまりきっていて、自分と向き合えないことがかなりストレスだった。ならばやめればいいんだけれど、なかなか自分ではできなくて困っていた。

コロナ禍によって外出ができなくなったことによって、約束や予定の数がおのずと減り、それに伴ってないがしろにしていた諸々と向き合う時間ができたことは、私にとってとても価値あるものだった。

 

居酒屋や飲食店は徐々に営業を再開していくのだろうか。今日の発表に安堵している人は多いのだろう。一方で、引き続き厳重注意とされた「バー、クラブ、カラオケ、ライブハウス」関係者の胸中を察すると暗澹たる気持ちになる。私は今までいかに三密にお世話になっていたかを痛感する。バーもクラブもカラオケもライブハウスも大好きである。というかそれこそが私の好きなものである。

 

もし安全な状態になったら、好きだった場所にたくさんいって、好きな人とたくさん三密するのだ。予定は詰めすぎないように気をつけたいとは思っている。